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03月08日-06号

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  1. 津山市議会 2019-03-08
    03月08日-06号


    取得元: 津山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    平成31年 3月定例会                              平成31年3月津山市議会定例会                議 事 日 程(第 6 号) 〇平成31年3月8日(金)午前10時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │       会  議  に  付  す  る  事  件        │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 〇議案質疑・一般質問                          ││     │   議案第108号~議案第196号(89件)              ││ 第 1 │  (村田隆男議員、津本憲一議員、野村昌平議員、近藤吉一郎議員、     ││     │   森西順次議員)                           ││     │ 〇委員会付託                              │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 請願第3号~請願第6号(4件)                     ││ 第 2 │ 〇一括上程                               ││     │ 〇委員会付託                              │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇散 会                 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ                             │└───────────────────────────────────────────┘                                      津議第701号                                    平成31年3月8日 津 山 市 議 会 議 員 殿                       津山市議会総務文教委員長 竹 内 靖 人 印                         〃  厚生委員長   安 東 伸 昭 印                         〃  産業委員長   竹 内 邦 彦 印                         〃  建設水道委員長 津 本 憲 一 印                委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。                      記1 日時及び場所  ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐  │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤  │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │  │3月11日 │   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │  │  (月)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │  │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤  │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │  │3月12日 │   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │  │  (火)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │  │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │  └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘2 案    件  付託議案及び閉会中継続調査事件                                      津議第702号                                    平成31年3月8日 津 山 市 議 会 議 員 殿                  津山市議会広報調査特別委員長    吉 田 耕 造 印                    〃  議会活性化調査特別委員長 松 本 義 隆 印              特 別 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。                      記1 日時及び場所  ┌──────┬──────┬──────────────┬─────────────┐  │ 月  日 │ 時  刻 │  委  員  会  名  │  場       所  │  ├──────┼──────┼──────────────┼─────────────┤  │3月13日 │ 午前10時 │ 広報調査特別委員会    │ 議 会 応 接 室   │  │ (水)  │  〃   │ 議会活性化調査特別委員会 │ 第 3 委 員 会 室 │  └──────┴──────┴──────────────┴─────────────┘2 案    件  閉会中継続調査事件                               平成31年3月津山市議会定例会                                     平成31年3月8日                審  査  付  託  表  ┌───────┐  │総務文教委員会│  └───────┘議案第108号 平成31年度津山市一般会計予算のうち総務文教委員会の所管に属する事項議案第109号 平成31年度津山市磯野計記念奨学金特別会計予算議案第112号 平成31年度津山市公共用地取得事業特別会計予算議案第113号 平成31年度津山市奨学金特別会計予算議案第116号 平成31年度津山市土地開発公社清算事業特別会計予算議案第117号 平成31年度津山市吉見山財産区会計予算議案第118号 平成31年度津山市大崎財産区会計予算議案第119号 平成31年度津山市田邑財産区会計予算議案第120号 平成31年度津山市高田財産区会計予算議案第121号 平成31年度津山市東一宮財産区会計予算議案第122号 平成31年度津山市河辺財産区会計予算議案第126号 平成30年度津山市一般会計補正予算(第6次)のうち総務文教委員会の所管に属する事項議案第127号 平成30年度津山市磯野計記念奨学金特別会計補正予算(第1次)議案第130号 平成30年度津山市奨学金特別会計補正予算(第1次)議案第133号 平成30年度津山市土地開発公社清算事業特別会計補正予算(第1次)議案第136号 津山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例議案第137号 津山男女共同参画センター「さん・さん」条例の一部を改正する条例議案第138号 津山市行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例議案第177号 津山市公民館条例の一部を改正する条例議案第178号 勝北陶芸の里工房条例の一部を改正する条例議案第179号 久米ふれあい陶芸センター条例の一部を改正する条例議案第180号 津山洋学資料館設置条例の一部を改正する条例議案第181号 音楽文化ホール・ベルフォーレ津山条例の一部を改正する条例議案第182号 津山市立文化展示ホール条例の一部を改正する条例議案第183号 津山市加茂町文化センター条例の一部を改正する条例議案第184号 津山市勝北文化センター条例の一部を改正する条例議案第185号 旧妹尾銀行林田支店条例の一部を改正する条例議案第186号 津山市体育施設条例の一部を改正する条例議案第187号 津山市久米総合文化運動公園市民プール条例の一部を改正する条例議案第188号 グラスハウス条例の一部を改正する条例議案第189号 岡山市及び津山市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更について議案第191号 新生津山キラめきプラン(津山新市建設計画)の変更について議案第192号 津山市過疎地域自立促進市町村計画の変更について議案第195号 工事請負変更契約について請願第  5号 消費税増税10%引き上げ中止を求める意見書提出の請願請願第  6号 在日駐留米軍に、治外法権的な権限を付与する根拠になっている「日米地位協定」の見直しを求める意見書提出の請願  ┌───────┐  │厚 生 委 員 会│  └───────┘議案第108号 平成31年度津山市一般会計予算のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第111号 平成31年度津山市国民健康保険特別会計予算議案第114号 平成31年度津山市介護保険特別会計予算議案第115号 平成31年度津山市後期高齢者医療特別会計予算議案第126号 平成30年度津山市一般会計補正予算(第6次)のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第129号 平成30年度津山市国民健康保険特別会計補正予算(第4次)議案第131号 平成30年度津山市介護保険特別会計補正予算(第4次)議案第132号 平成30年度津山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3次)議案第139号 津山市斎場条例の一部を改正する条例議案第140号 津山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例議案第141号 津山市会館条例の一部を改正する条例議案第142号 津山市障害者福祉センター神南備園条例の一部を改正する条例議案第143号 加茂町福祉センター条例の一部を改正する条例議案第144号 阿波保健福祉センター条例の一部を改正する条例議案第145号 ふれあいサロン条例の一部を改正する条例議案第146号 高齢者総合福祉施設「めぐみ荘」条例の一部を改正する条例議案第147号 津山市国民健康保険条例の一部を改正する条例議案第190号 勝田郡老人福祉施設組合規約の変更について議案第196号 平成30年度津山市一般会計補正予算(第7次)請願第  3号 精神障害者と身体障害者・知的障害者の医療費公費助成の格差を解消するための請願請願第  4号 「後期高齢者医療の窓口負担の見直しにあたり、原則1割負担の継続を求める」請願書  ┌───────┐  │産 業 委 員 会│  └───────┘議案第108号 平成31年度津山市一般会計予算のうち産業委員会の所管に属する事項議案第110号 平成31年度津山市食肉処理センター特別会計予算議案第126号 平成30年度津山市一般会計補正予算(第6次)のうち産業委員会の所管に属する事項議案第128号 平成30年度津山市食肉処理センター特別会計補正予算(第2次)議案第148号 津山市地域交流センター条例の一部を改正する条例議案第149号 津山勤労者総合福祉センター条例の一部を改正する条例議案第150号 津山圏域雇用労働センター条例の一部を改正する条例議案第151号 津山市三世代研修宿泊施設条例の一部を改正する条例議案第152号 津山観光センター条例の一部を改正する条例議案第153号 阿波地域農産物等活用型総合交流促進施設「あば交流館」条例の一部を改正する条例議案第154号 道の駅久米の里条例の一部を改正する条例議案第155号 津山市農業研修施設条例の一部を改正する条例議案第156号 阿波山村開発センター条例の一部を改正する条例議案第157号 津山市食肉処理センター条例の一部を改正する条例議案第158号 黒木キャンプ場条例の一部を改正する条例議案第159号 奥津川ラビンの里条例の一部を改正する条例議案第160号 つやま森づくり・木材産業活性化基金条例議案第161号 阿波森林公園条例の一部を改正する条例  ┌───────┐  │建設水道委員会│  └───────┘議案第108号 平成31年度津山市一般会計予算のうち建設水道委員会の所管に属する事項議案第123号 平成31年度津山市下水道事業会計予算議案第124号 平成31年度津山市水道事業会計予算議案第125号 平成31年度津山市工業用水道事業会計予算議案第126号 平成30年度津山市一般会計補正予算(第6次)のうち建設水道委員会の所管に属する事項議案第134号 平成30年度津山市下水道事業会計補正予算(第5次)議案第135号 平成30年度津山市水道事業会計補正予算(第4次)議案第162号 津山市道路占用条例の一部を改正する条例議案第163号 津山市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例議案第164号 津山市都市公園条例の一部を改正する条例議案第165号 津山市城下駐車場条例の一部を改正する条例議案第166号 リージョンセンター条例の一部を改正する条例議案第167号 グリーンヒルズ津山条例の一部を改正する条例議案第168号 津山駅北口広場条例の一部を改正する条例議案第169号 津山市城南駐車場条例の一部を改正する条例議案第170号 作州民芸館条例の一部を改正する条例議案第171号 中島病院旧本館条例の一部を改正する条例議案第172号 津山市下水道条例の一部を改正する条例議案第173号 津山市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例議案第174号 津山市水道条例の一部を改正する条例議案第175号 津山市工業用水道事業給水条例の一部を改正する条例議案第176号 津山市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例議案第193号 市道路線の認定について議案第194号 工事請負契約について           出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 ││   │  氏   名  │   │   │   │  氏   名  │   │   ││ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  1 │ 金 田 稔 久 │ 出席 │   │ 15 │ 黒 見 節 子 │ 出席 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  2 │ 広 谷 桂 子 │ 〃 │   │ 16 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  3 │ 田 口 浩 二 │ 〃 │   │ 17 │ 野 村 昌 平 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  4 │ 津 本 憲 一 │ 〃 │   │ 18 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  5 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │   │ 19 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  6 │ 村 田 隆 男 │ 〃 │   │ 20 │ 美 見 みち子 │ 〃 │ 遅参 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  7 │ 中 島 完 一 │ 〃 │   │ 21 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  8 │         │   │   │ 22 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  9 │ 政 岡 哲 弘 │ 出席 │   │ 23 │ 木 下 健 二 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 中 村 聖二郎 │ 〃 │   │ 24 │ 西 野 修 平 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │   │ 25 │ 森 西 順 次 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │   │ 26 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 原   行 則 │ 〃 │   │ 27 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │   │ 28 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │   │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘               説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長      │  谷 口 圭 三  │ 都市建設部長  │  岡 部 卓 史  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長     │  山 田 賢 一  │ 地域振興部長  │  岡   完 治  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長     │  有 本 明 彦  │ 加茂支所長   │  安 達   正  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総合企画部長  │  明 楽 智 雄  │ 勝北支所長   │  高 橋 宏 誌  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部長    │  梶 岡 潤 二  │ 久米支所長   │  藤 本 浩 克  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部長    │  二 宮 俊 幸  │ 阿波出張所長  │  石 田 昌 子  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部参与   │  小 賀 智 子  │ 会計管理者   │  山 口 一 義  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部長  │  友 末 憲 良  │ 水道局長    │  分 部 秀 樹  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部参与 │  飯 田 早 苗  │ 学校教育部長  │  絹 田 真 一  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │  織 田 敬 子  │ 生涯学習部長  │  小坂田 裕 造  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 産業経済部長  │  玉 置 晃 隆  │ 総務部総務課長 │  笠 尾 美 樹  │├─────────┼───────────┼─────────┴───────────┘│ 農林部長    │  森 山 誠 二  │└─────────┴───────────┘             職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長      │  野 口   薫  │ 主幹      │  近 藤 基 恵  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長      │  尾 高 弘 毅  │ 主任      │  寺 坂 洋 一  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画参事    │  廣 野 淳 子  │ 主事      │  井 口 琢 朗  │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘   会議場所  津 山 市 議 会 議 場                                   午前10時00分 開議 ○議長(河本英敏君)  おはようございます。 御着席を願います。 皆様方には連日大変御苦労さまでございます。 これより3月津山市議会定例会第6日目の会議を開きます。 ただいまの出席議員は26名であります。遅刻届が美見議員から出ております。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり2つの日程といたしております。 △日程第1  議案質疑・一般質問 ○議長(河本英敏君)  これより日程第1に入り、「議案質疑及び一般質問」を行います。 昨日に引き続き順次質問を許可いたします。 6番、村田隆男議員、登壇。 ◆6番(村田隆男君) 〔登壇〕 皆さんおはようございます。 ただいま議長の御指名がありましたので、小さな声を大切にを基本の6番、村田隆男、ただいまより一般質問させていただきます。 その前に一言、ことしもやってきました花粉症、どうにかならぬか花粉症。花粉症でお困りの皆さん、またお薬が嫌いな皆さん、5月の連休まで耐え忍んでいきましょう。お互いに助け合うていきたいと思います。 それでは、本題に入らせていただきます。 庁舎管理と整備、人に優しい正面玄関、東出入り口について。 私は、平成20年6月定例議会の6月13日に一般質問を提案しましたが、今回はその足跡として確認して一般質問をさせていただきます。 津山市の本庁は昭和57年に完成をしたと聞きましたが、当時の建設会社、また設計者はどちら様でしょうか、当局の報告を求めます。 また、昭和57年以降で2市3町1村の設計入札に参加したことがあるとの情報はありますか、当局の明快な見解を求めます。 設計当時の庁舎配置と正面玄関の位置が、設計ミスではなかろうか。庁舎の位置づけは、北に振るのではなく、精いっぱい南に振れば、現在の正面玄関は生きたはずである。もしくは、社会福祉協議会の前で精いっぱい南に配置すればよかったと、私はそのように思いますが、市長の明快な回答を求めます。 当時の執行部、また審議会は慎重になされたと思います。しかし、設計、多少考えが違ったのかな。東勝手口は正面玄関とは言いません。行政の甘さが何十年後に出た。現状に対応する前向きの対策を打つべきであると、私はそのように思います。市長の明快な回答を求めます。 次に、幻の県道余野上久米線。県道余野上久米線は、旧久米町時代に県道余野上久米線改良促進期成会を、旧久世町、旧富村で発足しております。中山間地域の過疎化、高齢化問題の解消や、災害発生時における防災道路、また林業を初めとする地域産業の活性化の期待も込めて、本路線の改良を要望していたと思います。 この幻の県道余野上久米線改良事業のこれまでの経過について、当局の回答を求めます。 以上で登壇での質問を終わり、状況に応じては自席にて再質問をさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 おはようございます。 村田議員の御質問にお答えをさせていただきます。 庁舎管理と整備についてのお尋ねでございます。 庁舎と正面玄関の位置についてでございます。当時、「太陽と水と緑」を新庁舎建設のテーマとし、庁舎の北側を西から東に水が流れ、並木道を有する広い空間を持つ北側を正面としたため、現在のような配置となったものと聞いております。 次に、当時のコンセプトと、現在の正面玄関としての役割の低下に対応するための対策についてですが、現在の状況は、東側駐車場からアクセスのよい東側入り口を利用する市民の方が多くなったためでありますので、正面玄関の利用度を高めるためには、正面玄関前に車の利用を前提とした検討が必要であると思います。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  津山市庁舎の設計者についてのお尋ねであります。 設計業者は株式会社石本建築事務所大阪支所であります。昭和57年以降の石本建築事務所の本市入札への参加実績情報は把握しておりません。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  県道余野上久米線の改良部分の経過についてお答えをいたします。 当該県道の未改良部分につきましては、平成元年に旧久世町、旧久米町、旧富村の2町1村で余野上久米線改良促進期成会が発足し、岡山方面への時間短縮と災害発生時における輸送路の確保、地域間交流の促進などを目的として、平成25年度まで岡山県に対して要望活動を行っておられました。 この間、平成3年に岡山自動車道、平成4年には米子自動車道が開通し、久世インターチェンジも設置されるなど、地域を取り巻く道路環境は大きく変化してきました。こうした状況を踏まえ、関係市町におきましては、当該県道の改良に係る優先度は低いと判断し、平成25年度に期成会を解散しております。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  次に行かせていただきます。 庁舎管理と整備、人に優しい正面玄関、東出入り口について。 健常者、障害者、大多数の市民の皆様が正面玄関を常に利用していただくように。現在は本当に市民の皆様に済まないことであると、そのように私は常に心から思っているところであります。 そこで、障害者の方が一番遠回りで庁舎に入ってきていただいていますが、それでよいのでしょうか。当局の明快な回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  車椅子利用者の方が来庁される場合、西側の出入り口にはスロープと自動ドアを整備しておりますので、そちらを御利用いただくことができますが、東側から来庁される場合には、正面玄関に回っていただく必要がありますので、御不便をおかけしていると思っております。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  常に障害者のことは、常に心優しい行政でありたいと、そのように思いますので、しっかり方向していただきたい。 健常者の方は、東勝手口から入ると、すぐ近くにトイレがあります。障害者の方は、東勝手口からは庁舎には入りにくいため、トイレも一番遠くなるが、このことについてどのように思いますか、市長の見解を求めます。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  多目的トイレは庁舎東側1階に設置をしておりますので、利用までの距離が遠くなる方がおられる場合があるというふうに思います。西側にも設置を検討いたしましたけれども、スペースの問題から設置ができておりません。設置ということになりますと、西側入り口付近の大幅な改修が必要となりますので、利用実態、かかる費用面を含めまして、実現の可能性を研究してまいりたいというふうに思います。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。
    ◆6番(村田隆男君)  あのね、市長、スペースがない、スペースがないって、こんだけあったら、本当にやる気があるんなら、はっきり言ってします。人に優しい市長ですから、前向きの方向で行ってくれると、そのように私は思います。 次に、本庁の玄関は東勝手口でよいのでしょうか。津山市民は東勝手口からの出入りでよいのでしょうか。市長の明快な回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  東側駐車場からアクセスをしやすいという現状がありまして、東側入り口から利用者が多くなっておりますが、車椅子利用者の皆様への配慮からも、正面玄関を利用できるようにするのが望ましい状況であるというふうに考えております。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  私も平成20年に質問して、これで2回目でありますけど、足跡の確認として方向しょうるんですから、前向きな回答を求めたいと思います。 次に入ります。よろしくお願いします。 人に優しい正面玄関、東入り口について。 津山市は、玄関から考えを変えることが一番だろうと、私はそのように思います。他市町村から、津山市はなぜ玄関から入らんのだ、津山市は変わった市だなといった情報が入っております。これは恐らく全国で勝手口から入り、そのような市民を入らすというのは、恐らく津山が1つしかないと思うんです。そのことについて市長の見解を求めます。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  私も現在の状況が適切であるというふうには考えておりません。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  それでは、次に入らせていただきます。 合併した旧3町1村は、大切な市民の皆様には正面玄関を利用していただいておるのでしょうか、当局の報告を求めます。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  勝北支所、久米支所、阿波出張所ともに正面玄関を利用していただいております。加茂支所は現在建てかえ中でありますが、段差なく、正面玄関から来庁いただけるようになっております。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  要するに支所にできて、なぜ本庁にできないのでしょうか。本当。合併の意味はもうよくわかるように。支所は完璧に方向できとる。なぜ本庁にできないのか、市長の明快な回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  本庁舎は、支所のように正面玄関からアクセスができるようになっておりません。御指摘のとおりでございまして、私も先ほど申し上げましたけれども、現在の状況が適切であるというふうには考えておりません。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  一般常識の考えを持つならば、主役の市民の皆様に正面玄関を利用していただくことが、自然体の考えではないかと、そのように私は思いますが、市長の明快な回答を強く求めます。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  議員御指摘のとおり、正面玄関を利用いただくのが自然のことであるというふうに思っております。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  市長、もうちょっと大きな、元気のある方向で答弁をお願いします。 障害者イコール健常者と考えるならば、正面玄関前に障害者用も含めた駐車場を設置することを強く求め、提案します。市長の論旨明快な回答を強く求めます。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  正面玄関前の車道はかなりの交通量があります。駐車場を設置した場合には、車道からの車の出入りが車の流れを遮断すると、そういう要因となります。また、歩行者の安全性の確保や事故の回避などクリアしなければならない課題や対策が多うございます。慎重な検討が必要であるというふうに考えておるところでございます。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  最近、水道局の北側のところに駐車場を設けております。やはり、やろうと思うたらできないことはないんです。谷口市長じゃったらやると、私はそのように信じておりますので。その期待感は、恐らく市民の皆さん、物すごい期待感があると思うので、だから前向きに、後退的な発言じゃなしに、前向きな回答を強く求めて、次に入らせていただきます。 庁舎管理と整備、弱者に配慮した庁舎、教育施設と周辺整備について。 その後、要するに20年に私が質問したその後、市内公共施設の一般障害者、オストメート対応トイレは何カ所ありますか、当局の報告を求めます。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  障害者用トイレは多くの施設に、またオストメート対応トイレは本庁舎や公民館など15施設にございます。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  やはりそのオストメート対応トイレというたら、御存じのとおり人工膀胱、肛門の方向ですから、やはり時間を2時間、3時間すると、東西南北自由に行動ができるという方向ですから、人に優しい心を持って、また前向きの方向を再確認していただきたいと、そのように思います。 新設の公共施設には、一般障害者用、オストメート対応トイレの設置及び改修予定計画は実行に移すとのことです。20年に質問したときにそのような回答をいただいております。現在はどのような状態か、当局の回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  今後整備や改修等を行う公共施設には、人にやさしいまちづくり条例の考え方に沿って、障害者用トイレ及びオストメート対応トイレの設置の必要性を検討してまいります。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  次に入ります。 今度は、こちらのほうの教育施設のバリアフリー対策事業計画はありますか。 ○議長(河本英敏君)  学校教育部長。 ◎学校教育部長(絹田真一君)  小・中学校並びに社会教育施設には、バリアフリー対策事業計画はございませんが、高齢の方、障害を持った方などが安全に、そして円滑に利用できる都市施設等の整備について必要な事項を定めた人にやさしいまちづくり条例の考えに沿って、多目的トイレや手すり、スロープなどのバリアフリーに対応した設備の設置を進めているところであります。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  ありがとうございます。人に優しい、これが大事なんですね。やはり皆さんこの気持ちを常に持つこと、弱者に対する政策を打つことが当たり前の行政になって、それが津山の活性化から、元気の出る津山をつくることになると、そのように私は思いますので、やはりその人に優しい気持ちを常に持とうではありませんか。 次に、弱者に配慮した庁舎、教育施設と周辺整備について、平成20年6月に提案、提言した後の足跡、要するに足跡ですね。 おかげさまで、人に優しい階段を提言いたしました。歩行弱者に配慮した庁舎東出入り口南の改修を提案させていただきました。急階段を緩やかな階段に、手すり、また自動ドア、外2枚、中1枚の完成を私どもは見ました。そして、市内にオストメート対応トイレの増設を求めることもできました。また、庁舎西側に、障害者用駐車場の増設を1台から3台分の完成を今見ることができました。 福祉事業の一部の提案方向でありますが、私が申すことは、市政は弱者に配慮した市民目線で公共福祉の向上を基本に、津山に生まれ育って、住んでよかったと言える町を市民の皆さんに提案、提言できる津山を求めます。質問だけにすぎないのではなく、足跡を確認することが大切である。この一般質問で、質問だけじゃなしに、その中身、その後どうなったかということが確認すべきであると、そのように私は一番だと思います。当局の前向きで明快な見解を求めます。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  御提案、御提言につきましては真摯に受けとめ、市民の利便性の向上、また全ての人に優しい適正な施設管理に努めてまいります。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  次に、県道に当たり、また市道に当たり質問させていただきますが、関連であります。 平成25年の期成会解散時に反対する市町村はいなかったのか、当局の明快な回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  期成会解散当時の状況といたしましては、他の道路網の整備が進んだことによりまして、地元要望も当時より薄れているとの意見や、県に対し事業評価の費用対効果を求めることは非常に難しいとの意見もあり、特に反対される市町はなかったと聞いております。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  余野上久米線は、通行不能な区間以外も、当時は緊急車両の通行が困難な部分も多々あり、現在までに改良事業や歩道整備などが多少は行われているところでありますが、今後の整備予定は、当局の回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  今後は、地元要望に基づき、通学路となっている部分の歩道や部分的な改良などを県に対して積極的に要望してまいります。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  県道、市道に関係してでありますけれども、県道、市道の道路の未登記土地について。 次に、道路の未登記土地の問題は、これまで生活道路として地域に密着している道路が被災した場合、その道路が市道でなければ災害復旧の対象とならない。さらに、道路が個人持ちの公衆用道路などであれば、個人で莫大な費用を支払い復旧を行うことは無理な話であると、私はそのように思います。 そこで、個人持ちの道路が市道認定要件を満たすにはどのような要件が必要であるのか、当局の明快な回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  市道認定を受けるために必要な要件についてお答えをいたします。 本市では、道路法に基づく市道の認定につきまして、必要な基準を定めております。基本的な要件といたしましては、一般の交通の用に供されていること、路線の一端が法定道路に接続していること、道路幅員は4メートル以上、ただしやむを得ないと認められる場合は1.8メートル以上であること、道路施設は路面が舗装されており、側溝などの排水設備が完備されていること、道路敷地については、津山市の所有もしくは津山市へ寄附されるものであることなどが定められています。 加えまして、安全かつ安心して通行できる道路であることが重要だと考えております。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  道路敷地については、津山市の所有もしくは津山市へ寄附されるものとのことですが、逆に既に市道内に民地がある場合、土地所有者が高齢で交渉も困難な場合もあると思いますが、年間平均でどの程度、市道内民地の解消がなされているのでしょうか、当局の回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  過去5年の平均では、おおむね年間12件という状況でございます。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  12件ということになれば、この市道内の民地の解消でありますけれども、これで追いつくのだろうかなと。要するに物すごいものがあると。旧久米町でも、本当、物すごいもんがあると思う。そうすると、これだけでは追いつかないと思うので、やはりもう少し予算化をした方向で、やはりこれが代々続きますんで、そしたらこの3代も続いたらどうなるだろうかなというのが、今現状であろうと思います。その中で、もう亡くなられて、そしてよそに出てどこにおるやらわからない、また海外に出ておるというようなことも関係するやらわからない。そこで、しっかりした方向で、やはり件数をもう少しふやすことを強く求めておきます。 平成30年度の市道内民地の解消の見込みは何件あるのでしょうか、当局の回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  既に登記が完了しているもの24件、現在進行中のもの7件、計31件を今年度見込んでおります。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  今、先ほど私が言いました。もう何千というてあるんですから。そのことをそれを解決しようたら、30件とかそういう方向だったら追いつかない、はっきり言うて。そのことを前向きの方向で考えていただくことを強く申しておきます。 ここに私が次に発言しますけれども、土地所有者がわかる場合はまだましです。どこの誰の土地かとなった場合、昨年、法の一部施行された所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法を利用して、改良が困難な道路などが地域に役立つ道路に私はなるとも考えますが、このことです。この国の特別措置法ができたら、今までだったらどうかなと思うたことが、ある程度できやすくなる。土地の方向でね、登記もろもろが。 だから、これは私は国に対しては本当にありがたいがなということを、やっぱり各市町村はこのことについては特にありがたいなという気持ちを持たないけんと。普通のことについて、はっきり言ってですけれども、医療、介護、福祉の関係では、もうちょっと政府頑張れよと言いたいけれども、このことについては非常にありがたいと、そのように私は思いますが、当局の明快な回答を求めます。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  所有者が確認できない土地につきましては、公共事業の実施等、さまざまな場面で大きな支障となっているのは周知の事実でございます。所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法がことし6月に全面施行されることから、困難であった本市の道路整備等につきましても、事業推進につながるものであるというふうに考えております。 ○議長(河本英敏君)  6番、村田隆男議員。 ◆6番(村田隆男君)  少しちょっと落ちておりました。次行きましょうか。 道路の同じく未登記土地でありますが、最後に、高度経済成長期に地方においても急速な車の普及は、それまでの道路事情を大きく変化させました。大八車、自転車から車への変革は、道路拡幅が至上命題でありました。恐らく当時は関係者がお金を出し合い、地権者に了解をもらう。行政が土地代を支払ったとしても、登記までは恐らく追いつかなかったであろうと。法的手段をする土壌も育っていなかったのではないかと。このたびの災害も教訓としていただきまして、道路改良だけではなく、特に生活道路として利用頻度の高い道路が市道認定されているのか、災害発生時、市民の生活に問題とならないのか、いま一度確認をしていただくことを当局に求めておきます。 そこで私どもは、庁舎管理と整備ということで少し言わなければならないことがあります。 そこで方向しますけれども、要するに東勝手口の、もとへ戻りますけれども、この問題少しちょっと言うことがありましたんで言うときますけれども、東勝手口というのは、昔、今はどうかなと思うけれども、勝手口は大体、私が酒屋だから言うんじゃないけど、酒屋さんか、それかしょうゆ屋さんが置きしょうゆをするのに、勝手口に入って、済いませんといって置いて帰っとるのが現状なんよ。今はもう勝手口から入る人はほとんどおられない。そのことをしっかり考えて、やはり市民が主役の行政ですから、市民目線をしっかり基本を持った方向で、この東勝手口の方向から正面玄関の方向、その前の駐車場からいろいろと方向していただくことを特にお願いしたいと思いますが。 ついこの間、私がその話をしたら、ある人が言っておりました。東勝手口から出入りをするのはサザエさんでだけでええんじゃというようなことを言いようりました。そういう方向も聞きましたんで、そういう方向の中で、しっかりした方向をしていただきたいと思います。 以上で小さな声を大切にを基本の6番、村田隆男、一般質問を終わります。 ○議長(河本英敏君)  以上で6番、村田隆男議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 4番、津本憲一議員、登壇。 ◆4番(津本憲一君) 〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、順次質問させていただきます。 まず最初に、財政調整基金についてであります。 健全な津山市の財政を行うには、国が示す基準であります早期経営健全化基準及び財政再生基準を津山市の決算と基準値の比較が健全化のバロメーターであります。 そこで、健全な財政をあらわす指数であります財政健全化判断比率と5つの公営企業会計の資金不足比率、平成29年度決算が12月号「広報津山」に掲載されています。その中、合併特例期間の終了に伴い、地方交付税が年々減少され、市の財政はさらなる厳しい状況が予測されるとのことですが、このような状況の中、財政調整基金の重要性が必然的に指摘されます。 そこで、中尾市長、桑山市長、宮地市長、そして谷口市長、各在任期間の財政調整基金金額の平均額をお聞かせください。 壇上での質問は、あとは自席にて一問一答にて質問させていただきます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  歴代市長の在任期間における財政調整基金の平均額についてお答えをいたします。 中尾市長の就任初年度は平成7年度でありますが、在任最終年度である平成17年度までの平均額は21億4,000万円でありました。桑山市長は平成18年度から21年度の任期で14億3,000万円、宮地市長は平成22年度から29年度で38億円でありました。谷口市長は、平成30年度と31年度の見込みから42億3,000万円となります。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。再質させていただきます。 津山市と友好都市であります諫早市並びに出雲市の財政状況を見てみたいと思います。比較対象といたす数字は、中尾市長、桑山市長、宮地市長、各在任期間の平均額で分析いたします。 本来、経営学から財務分析をいたすには、損益計算書及び貸借対照表の諸表数値を見て、減価償却、貸倒引当金等がどの程度充てられる現状にあるか、そして内部留保の状況であります。しかし、公の記帳の仕方は、一般企業と異なる記帳であります。国の指導で損益計算書及び貸借対照表記帳が指導されていると思いますが、津山市は現在どのように記帳されているのか、お聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  地方公共団体の会計方式である現金主義・単式簿記では見えにくかった土地や建物、借入金などの資産や負債のストック情報やコスト情報を備えた財務書類を、平成28年度分の決算から公表をしております。具体的な財務書類は、民間企業で言う貸借対照表や損益計算書、純資産変動計算書、キャッシュフロー計算書に当たる貸借対照表、行政コスト計算書、純資産計算書、資金収支計算書の4表で構成をしており、今後においては他団体との財政状況の比較が容易となるものであります。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。平成28年度から損益計算書、貸借対照表の財務状況判断基準ができる記帳が公表されている、はい、ありがとうございました、わかりました。 2番目に、財政調整基金とはどのような目的で行うものでしょうか。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  財政調整基金は、年度間の財源不足に備えるため、決算剰余金などを積み立て、財源が不足する年度に活用する目的の基金であります。特に、本年度のような自然災害が発生した場合、復旧のための財源として重要な基金であります。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。決算剰余金等を積み立て、非常時に備える、まさに必要性の高いものであります。家庭で言うならば、将来に備えた貯金に当たると思います。 3番目に、各津山市長在任中の財政調整基金額の平均額をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  登壇での御質問にもお答えをいたしましたけれども、中尾市長が21億4,000万円、桑山市長が14億3,000万円、宮地市長が38億円となっております。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。平成30年度と平成31年度の見込み額は42億3,000万円とのことですが、近年最高額となる予定のようでございます。期待いたしております。 4番目に、桑山市長時代14億円、宮地市長の時代は38億円。この額を比較いたしますと、宮地市長時代は桑山市長時代の2.7倍の額でありますが、なぜこのような額になったのかお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  本市におきましては、平成16年度の市町村合併以降、合併後の新市の一体感の醸成や合併以前からの課題整理として多くの事業に取り組んでまいりました。一方、普通交付税の段階的な削減が予定されていたことや、土地開発公社の清算に伴う三セク債の償還に多額の財源が長期にわたって必要となると見込まれたことから、将来の財源不足に備えて基金の積み立てに努めたものであります。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございました。土地開発公社の三セク債の償還、多額の財源が長期にわたり必要となる、将来の財源不足に備え基金積み立てに努めたあかし、備えあれば憂いなしであります。 5番目の再質に移ります。 津山市友好都市諫早市、出雲市の財政調整基金平均額をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  現在公表されておりますのは平成7年度から28年度まででありますが、財政調整基金の年度末残高を平均いたしますと、諫早市が20億6,000万円、出雲市が23億7,000万円という状況であります。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。諫早市が20億6,000万円、出雲市が23億7,000万円。はい、ありがとうございました。 6番目でありますが、津山市の財政調整基金額を友好都市諫早市、出雲市との比較をいたすに、津山市の中尾市長、桑山市長、宮地市長の各在任期間の財政調整基金の平均額及び3市長の財政調整基金の平均額、そして諫早市、出雲市の財政調整基金の平均額をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  再度申し上げますと、中尾市長が21億4,000万円、桑山市長が14億3,000万円、宮地市長が38億円で、津山市の3市長が在任した期間、平成7年から29年度の年度末残高の平均をいたしますと25億9,000万円となります。平成7年度から28年度の諫早市の平均額が20億6,000万円、同じく出雲市の平均額が23億7,000万円であります。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。財政調整基金額、中尾市長の場合は21億4,000万円、桑山市長14億3,000万円、宮地市長38億円、津山市3市長の平均額が25億9,000万円、諫早市の平均額が20億6,000万円、出雲市の平均額が23億7,000万円であります。 諫早市の平成30年10月現在の人口が13万6,000人であります。出雲市の平成30年10月現在の人口が17万5,000人、津山市の平成30年10月現在の人口が10万1,000人であります。 津山市の財政調整基金平均額25億9,000万円、平成30年、31年度の財政調整基金の見込み額は42億円を見込んでいる。友好都市との比較対象の中、津山市は行財政改革効果が出ていると解釈いたしました。ぜひともこの状況を継続いたしていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 次に、3市長の自主財源平均額をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  自主財源の平均額でありますが、中尾市長が163億4,000万円、桑山市長が179億1,000万円、宮地市長が179億7,000万円という状況であります。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  中尾市長が163億4,000万円、桑山市長179億1,000万円、宮地市長が179億7,000万円。各市長時代ごとにふえているようでございます。今後に期待したいと思います。 次に、各市長の在任期間の依存財源平均額をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。
    ◎財政部長(二宮俊幸君)  中尾市長206億2,000万円、桑山市長272億円、宮地市長326億2,000万円という状況でありました。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。中尾市長206億2,000万円、桑山市長272億円、宮地市長326億2,000万円。依存財源も3市長の幾多の変遷にもかかわらず、着実に確保しているようです。各市長のたまものと感謝いたします。今後、谷口市長の行動力に期待いたします。 次の質問をいたしたいと思います。 平成29年度決算の内容を聞きいたします。 まず最初に、財政健全化判断比率の中で、標準財政規模に対する一般会計等赤字の割合である実質赤字比率をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  本市におきましては、実質赤字や資金不足が生じておりませんので、該当がございません。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。実質赤字や資金不足が生じていない。国が示す基準、早期経営健全化基準及び財政再生基準内であると解釈いたしました。ありがとうございました。 次の質問であります。 標準財政規模に対する全会計の赤字の割合であります連結実質赤字比率をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  実質赤字比率と同様に、全会計において黒字決算となっておりますので、該当がございません。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。黒字決算になっていると。国が示す基準内と解釈いたします。 次に、財政規模に対する1年間で支払った借入金返済額の割合である実質公債費比率をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  普通交付税の減や臨時財政対策債の減により、単年度では0.2%上昇いたしましたが、比率の高かった平成26年度の比率が除かれることから、平成27年度から29年度までの3カ年の平均である実質公債費比率につきましては、平成28年度決算より0.1%改善した11.6%となりました。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。若干であるが改善と理解いたします。 次に、標準財政規模に対する将来支払う借入金返済額の割合である将来負担比率をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  下水道事業に係る起債の元利償還金の減や公債費の元利償還に係る地方交付税算入額の増などから、平成28年度決算と比較をして1.3%改善した136.2%となりました。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。起債償還金の減少、公債費償還にかかわる地方交付税算入額の増により、28年度より1.3%改善し136.2%となる。平成30年度により改善を期待いたしたいと思います。 次に、公営企業ごとの事業規模に対する資金不足額の割合である資金不足比率をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  いずれの企業会計も資金不足は生じておりませんので、該当はございません。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございます。いずれも該当なしとのことで、健全経営と理解いたします。 次に、今後合併特例期間の終了になりますが、行財政改革が必要と考えます。市長、今後の考え方をお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 津本憲一議員の再質問にお答えをさせていただきます。 硬直化した財政構造から脱却するためには、強い気持ちで行財政改革に取り組んでいかなくてはなりません。この改革は、単なる経費削減を目的とする減量型だけではなく、既成概念にとらわれず、新しい手法や組織体制の構築などを通じた活性型の改革にも取り組んでまいります。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございました。既存概念にとらわれず、まさにそのとおりであります。新しい手法や組織体制の構築などを通じた活性型の改革に取り組む。デスクワークの論争ではなく、現状把握し、適材適所の人材育成を図ってください。期待いたしております。 最後になりますが、平成31年度一般会計予算案482億円、自主財源180億円、37%、依存財源302億円、63%であります。この状況を市長はどのように感じられておりますか。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  全国にあります類似団体の自主財源比率が平均40%であり、本市の37%と大きな差はないと考えますけれども、自主財源の多寡は財政運営の自主性、安定性を図る尺度にもなるというふうに考えます。今後、人口減少社会に的確に対応しつつ、硬直化した財政構造からの脱却に取り組むということで、こうした状況の改善にもつなげてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(河本英敏君)  4番、津本憲一議員。 ◆4番(津本憲一君)  ありがとうございました。津山の財政状況をいろいろな形でお聞きし、分析させていただきました。 総括でありますが、津山市長3代にわたって財政状況をお聞きいたしました。財政調整基金に関しては、友好都市諫早市、出雲市との比較は、いずれの都市も今後の財政状況、合併特例債を鑑み、財政調整基金の必要性を優先的に捉えているようであります。 自主財源のあり方については、全国類似都市との財源比率平均40%との比較に大差はないとのことですが、今後自主財源の確保、増大こそが、私が常に訴えている津山市が県下実質3番目の都市づくりの鍵であります。 津山市はまだまだ依存財源に頼らねばならない現状であります。谷口市長時代にパナソニッククラスの企業をあと2社誘致する必要があります。現在、製造品出荷額2,000億円が、パナソニッククラス2社誘致できれば、製造品出荷額5,000億円が可能であります。津山市は実質県下3番目の都市となります。 数年前に、本会議で企業誘致について提案いたしました。その内容は、私の婿でありますが、エールフランスの貨物課におりまして、アマゾンが日本の西の地域に拠点流通倉庫を探している情報をいただき、早速本会議にアマゾン誘致にアプローチを提案いたしました。当時の津山市の関係者は、夢物語のような答弁でした。1年後に総社市が誘致を獲得、現在に至っております。要は、トップである市長が本気でなければ、物事は前に進みません。担当者も夢物語といたすのであります。 以前、松下電器誘致についてお話をした経緯がございます。その誘致を夢物語にしなかったのは、当時の市長の勇断と担当者の英知の行動であります。津山市に松下電器の誘致は、松下幸之助さんの肝いりの事業となったのであります。なぜならば、松下電器は他都市にある工場を閉鎖し、津山市に集約したのであります。 3月定例会本会議初日、作陽高校の移転について報告がありました。作陽高校の存続は、津山市の行政人口8万人を切らないことであります。なぜならば、作陽高校男女共学は昭和38年であります。要は、昭和38年度当時、津山市の人口は8万人前後有していたからであります。作陽高校の男女共学が意味することは、行政人口8万人であります。 谷口市長、津山市の行政人口8万人をキープするには、ぜひともパナソニッククラスの企業2社誘致に尽力されますことをお願い申し上げまして、津本憲一、津山市議会議員2期目の最後の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(河本英敏君)  以上で4番、津本憲一議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 17番、野村昌平議員、登壇。 ◆17番(野村昌平君) 〔登壇〕 17番、野村でございます。先ほどは御声援ありがとうございました。初めてのことですから、ちょっと緊張します。 それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、道路行政、道路網、道路整備関係を中心に質問させていただきます。 御存じのように、道路には高速道路、高規格道路、一般国道、県道、そして市道、広域農道などいろいろありますが、全体としての道路網あるいは交通ネットワークとして捉えることが肝要であります。人間の体でいえば、骨格と血管、人体活動を維持する最も大切な器官、臓器であります。道路は、骨格と動脈に当たると思います。骨折したり血流が悪いと、人は活動が滞り、病気にもなります。最悪のケースは、あるべきところに骨や血管がなければ命にかかわります。 津山市では、陸海空路のうち陸路しかありません。ヘリコプターは別として。道路網による交通ネットワーク整備は、全ての行政活動、経済活動、そして市民生活の第1前提条件であります。しかも、道路網形成は、行政が専らというより全て担っております。道一本、民間みずから自由につくることはできず、企業や住民はできたものを利用するだけです。私が言いたいのは、道路は経済活動や住民生活の命綱であり、防災のときのこともあります、それを握っているのは行政のみということであります。責任重大であります。 市長は、就任間もない昨年6月議会所信表明で3つの重点課題を掲げ、今議会の施政方針では、平成31年度の主要な施策を8つ上げられております。その第1番目が、拠点都市にふさわしい都市機能が整備された津山へとなっております。その中で真っ先に空港津山道路、続いて総社川崎線、河辺高野山西線を取り上げ、そして城下地区、城東・城西地区、立地適正化計画、公共交通網形成計画、上下水道事業、防災体制の整備など幅広く言及されております。市長が道路を重要視されていることはよくわかり、同慶の至りです。 そして、今般提示された中期実施計画での事業費見込みを付しての具体の事業を提示されております。新年度予算にも反映しているところです。これをもとに、道路整備における個別事業の選択方法、予算規模、投資効果、タイムスケジュールなどの論点を明確にし、説明を求め、ただしていくこと、さらには政策提言していくことが議会の役目であります。 そこで、箇条書きになりますが、道路にかかわる幾つかの質問をさせていただきます。 1番目、都市計画道路平福横山線は、前期実施計画において平成31年度からの事業採択となっていましたが、今回策定された中期実施計画には掲載されていませんが、なぜでしょうか、お尋ねいたします。 2番目、空港津山道路のうち津山南道路は今年度より推進体制を強化させているとのことですが、これほど進展がおくれている理由は何でしょうか、また解決の見通しはどのようにされていますか。そして、国の直轄事業ですが、来年度予算の内示などの状況把握はありますか。 3番目、新規事業として(仮称)東西道路が登場していますが、掲載理由、いきさつ、また今後の採択手順とスケジュールのお考えは。 4番目、実施計画道路改良の福岡H43号線、これは事業費見込みが1億7,000万円、長さが900メーター、幅11メーターとなっています。これの完成予定、効果はどのような概要かお知らせください。 5番目、本市においては、実施計画策定に当たり、事業着手前あるいは事業継続中の政策評価、費用便益分析などの状況はどうなっていますでしょうか。その中で、今回提示の実施計画のうち、道路関係では具体的にどうされているのか、どうされたのかお尋ねいたします。 6番目、道路網整備計画にも関係してくる都市計画マスタープランの策定がおくれているようです。昨年の6月議会では、私が質問しました答弁は、部長答弁ですが、今年度3月末予定ですね、だけんもう一月ほどなんですけど、とお答えいただいております。これの策定の完成はいつになるのか、明確にお答えください。 7番目、実施計画において、今回初めて予告編のような形で数多く事業提示されていますが、その理由、意図は何でしょうか。私は、実施計画書には、政策評価、費用対効果など十分練り上げ、精査したものに絞って提示すべきだと思います。この点の御説明をお願いします。 以上で登壇質問を終わり、自席にて再質問させていただきます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 野村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、都市計画道路平福横山線についてお答えをいたします。 本路線は、現在整備をしております総社川崎線の完成の見通しが立った時点で事業化を検討することとしており、現時点では総社川崎線の事業期間延伸が見込まれることから、中期実施計画へは位置づけておりません。 次に、仮称ではございますが、東西線についてお答えをいたします。 中心市街地の活性化を推進していく上で、城下地区並びに城東・城西地区の一体的なまちづくりが必要であると考えております。そのためには、地区間の回遊性の向上や円滑な交通処理が重要でありまして、東西線はその役割を担う道路として検討を進めるものでございます。 具体的には、ルート検討や事業効果の検証などを実施し、それらを踏まえて事業手法の検討を行う予定でありまして、現時点ではスケジュールをお示しできる状況ではございません。御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  まず、中期実施計画の主要事業において、事業費見込み額の記載がない事業がある理由についてのお尋ねにお答えをいたします。 主要事業は、市長が所信で触れた事業などから選定しており、現時点で事業費が確定していないものも含んでおります。試算表で事業費を記載していない事業には、既に実施に向けて調査研究に着手しているものや、事業内容、実施時期等が確定次第、実施予定のものなどがあり、事業の実施も含め、今後の予算編成において検討し、決定することとしております。 次に、主要事業について、政策評価、費用対効果などを十分精査した上で提示すべきとの御指摘でございます。 主要事業の選定に当たっては、効果を検証するとともに、条件設定、数値目標等を評価し、事業の優先順位などを見きわめながら、事業評価委員会、市長査定を経て決定をしております。 次に、道路関係の政策評価などについてのお尋ねでございます。 中期実施計画における道路関係事業は、都市の骨格となる都市計画道路や地域間を結ぶ幹線道路あるいは生活に密着した生活道路や交通安全対策、長寿命化対策など、その目的はさまざまでございます。道路関係の主要事業の選定に当たっても、事業内容や効果のほか、進捗状況や課題などを精査し、総合的に評価をいたしております。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  津山南道路に関する質問にお答えをいたします。 津山南道路は、平成16年度に事業着手され、用地買収率は9割を超えていますが、未買収地が点在しているため、部分的な工事にとどまっている状況と聞いております。今後とも早期の本格着工に向け用地買収を推進すべく、昨年7月に強化した協力体制のもと、国と緊密に連携を図りながら、一層の事業促進に努めてまいります。 また、来年度予算の内示額につきましては、現時点では国からは示されてはおりません。 次に、福岡43号線の完成予定、効果の概要についてでございますが、福岡43号線道路改良の事業効果といたしましては、国道53号と主要地方道津山柵原線を結ぶバイパス機能を確保しつつ、通学路として歩道整備を行うことで、自転車、歩行者と車両を分離することにより、通行の安全を確保するものであります。 なお、完成予定につきましては、平成34年度を目標に事業を進めております。 次に、都市計画マスタープランについてお答えをいたします。 本計画につきましては、平成29年度から見直しに着手し、今年度末の公表を目指して、これまで基礎調査や課題の抽出、そして今後のまちづくりの方向性を検討してまいりました。その検討過程におきまして、課題の一つであります土地利用のあり方について、さらなる精査と検討が必要と判断したため、それら作業に所要の期間を要していることから、完成が来年度の後半となる見込みとなりました。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  17番、野村昌平議員。 ◆17番(野村昌平君)  それぞれお答えいただき、ありがとうございました。 まず、道路のほうなんですが、津山南道路も非常に進捗がおくれておるんですが、これは土地買収がやはり幾つか大きな壁があるんじゃないかということはよくわかっております。ですが、やはり地権者の方の御理解、御協力をいただくしかないんですが、大変だと思いますけど、粘り強く、忍耐強く、誠意を持って当たっていただきたい。必ず道は開ける、カーネギーじゃないですけどね。ということで、当たっていただきたいと思います。 それで、あと個別の都計道路、平福横山線なんかのこともお聞きしたんですが、私としてはちょっとがっくりした、聞かにゃあよかったと思っているぐらいですが。これは今後、建設水道委員会での具体的な突っ込んだ議論をぜひしていただきたい。道路網全体の。それから、各地域と行政との協議の場があると思いますんで、その辺で善後策を検討していくと。 今言いましたように、道路の場合は用地買収で暗礁に乗り上げると、本当に進まないということはよくわかります。ですから、逆に言うと、ちょっと方向転換をして現道改良を今まで以上に力を入れてもらいたい。そうすれば、南道路なんかは、さっき同僚議員が質問にもありましたが、100年ぐらいかかるんじゃないかと。「百年河清を待つ」という言葉もありますけど、当てのないことを100年も待つということもありますが、仮に100年かかっても、これはつくっていってもらわにゃいけません。とりあえず打穴まで、中央町まで開通すれば、本当に起爆剤になると思います。それから先は腰を据えて進めていただきたい。そういうことにしておきます。 それで、あと私、今回一番本当にがっくりしとんが、都市計画のマスタープランが全然おくれとると。その理由も先ほど聞きましたけど、とても納得できる理由ではありません。道路なんかは、それはどうしても相手があることで、売ってもらえにゃあしょうがないんですけど、都市計画マスタープランは内部だけでできるわけですから、専門家のもちろん力もかりますけど。ですから、その辺は私は、トップの市長や副市長の指揮監督まで含めて、私は重大な責任があると思います。 この後また最後に市長にお聞きしますけど、これは今、それからそのときの、ここにちょっと私持ってきて、これが都市計画マスタープランですね。これは平成20年策定。それから、これが同じく都市計画マスタープラン、これはその1つ前の平成10年作成。これ見ますと、これは私が言うことはない、釈迦に説法なんですけど、このように書いとんですよ。これ、平成10年の分ですね。 これ見ますと、これは、ですから中尾市長のときですね。最初のところで、平成4年の都市計画法の改正により創設された市町村の都市計画に関する基本的な方針は、市町村がまちづくりの目標と今後の方針を住民参加のもとに定めるものであり、まちづくりをより一層推進するために必要不可欠なものである。必要不可欠なものであると、このように最初に書いとんです。 それで、これは当然知っとられるとは思いますけど、改めて私、ちょっと申し上げておきます。 これはスケジュールもきちっと、2年がかりでやられとります。2年がかりね。大体2年ほどかけてやられるんです。津山市の場合も、もう昨年度スタートしとるわけでしょう、29年度ですね、今30年度ですから。もう2年がたつわけです、もう3月で。だから6月に、来年の3月末には公表できると、できるとは言われませんでしたけど、公表を目指していると言われましたけど。そのように答弁する以上は、大昔の2年も3年も先のことじゃない、去年の6月ですから。当然スケジュール持って、見通し持ってないとできませんよ、本当に。 もう私は、それがそういうことじゃあ、本当に私は行政に対する信頼、部長任せじゃいけませんよ、市長。市長や副市長がちゃんとやれと言って命令しないとできないと思います。今までのこの都市計画マスタープランも全部そうなっていますからね、副市長がトップで。副市長がトップということは、市長がバックにいるということですから。 それで見たら、昔は助役ですよ。井口助役さんですかね。それから福井さんが財政部の部長とか、懐かしい名前が出てきますが。 それから、これが今20年。20年3月に策定された都市計画プランですね。これは随分、これは20年ですから桑山市長のときですね。これもいろんないきさつがあって、桑山市長が例のリコールの選挙で出られたんで、あのときがちょうど4次総合計画が18年3月に計画されとったんですよ、作成がね。それがずれ込んで、とにかく桑山市長が2月でしたかね、選挙やったのが、出られたから。半年ぐらい、9月まで、たしか半年ほどずれたと思うんです。そんなことがありまして、それでもこれが20年3月に策定されとんですよ、ちゃんと。 それで、これは、これ見ますと、もうそれ以上やめときましょうか。玉置さんが、今そこにおられますね、玉置さんがまだ企画室の主査ですね。20年3月。3月よりはもっと前からやっとんですけどね、作業は、2年かけて。山口さんとか二宮さんとかね、本当懐かしい、今もまだ活躍されている人がおられますね。 それで、ですから今回は私も、わからんことはないと言ったら、また気が緩むから言いませんけど、市長が誕生してまだ、ばっかりですし、だから、それから総合計画、基本計画の流れの中で、市長が前期実施計画の4年を1年切り上げて中期を組まれたというようなこともあって、それからスタッフもかわりましたね、副市長さんも来られたばっかりじゃし。部長さんもかわられとるし。だけど、それでは理由になりません、はっきり言うて。そんなことは理由になりません。物すごい議会を軽視した答弁だと思って、私はもう怒り心頭に達しとんです、本当に。十分やってください。 というんが、これは私個人的な感情だけでなくて、企業活動するのにも住民生活でも、こういう一つの地域別構想とかそういう都市計画というものがなければ、企業が戦略が決定できんのですよ、企業も。それから、住民も困る。自分らの住んどるところや事業所の辺がどうなるかというのがわからんようなことじゃあ。ということで、これは強く申し上げておきます。 それで、もう都市計画は一応それで終わりで、再質問させていただきます。 再質問というか、関連質問のようなことになるんですが、中期実施計画に津山南道路関連事業として3,000万円ほどが上げられていますが、具体的事業は決まっているんでしょうか。 また、予算額の9割が一般財源以外、一般財源が1割ですね。ほとんどがもう一般財源以外ですけど、その財源内訳は。 それから2番目、県北と県南を結ぶ高速道路あるいは高規格道路、これは3本あるんです。御存じのように岡山道、それから美作岡山道、それと空港津山道路なんですが、このうちの美作岡山道路の進捗状況、完成見通しはどうでしょうか。 それから次に、これが横山のH43ですか、福岡ですね、福岡H43号線。これが、これは御存じのように天神橋から県道柵原線ですか、津山駅の南のほうとつなぐわけです。これが市の東西を結ぶバイパスとして、今津屋橋北詰の渋滞解消に非常に有効と思いますが、駅北口周辺の活性化、振興につながり、都計平福横山線の将来展望の中で、改めて南北自由通路の必要性が増してくるんじゃないかと私は思いますが、市長の南北通路に対するお考えをお聞かせいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  南北自由通路についてお答えをさせていただきます。 津山駅は、公共交通の基幹的施設であるというふうに考えておりまして、その利便性や快適性の向上は喫緊の課題というふうに捉えております。駅周辺整備につきましては、他市の事例も参考にしながら、南北自由通路も含めて多角的に研究をしてまいりたいというふうに考えておりますけれども、厳しい財政状況を踏まえまして、慎重に判断すべきというふうに考えております。 駅につきましては、まずは駅構内の利便性向上を図るべく、JRとの協議が調った駅舎のバリアフリー化事業からまずは取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  津山南道路関連事業についてお答えをいたします。 本事業は、津山南道路整備に伴う地元要望などにつきまして、市が計画的に取り組んでいる事業でございます。中期実施計画では、平福地内の市道整備や水路改修などを計上しております。また、事業の財源内訳につきましては、9割が起債、残りの1割が一般財源でございます。 次に、美作岡山道路についてお答えをいたします。 本道路は、岡山県と岡山市で整備を進めておりますが、進捗状況につきましては、ことし3月24日に瀬戸から熊山と佐伯から吉井の各インターチェンジ間が供用開始される予定であり、これにより供用区間は全線の約6割になると聞いております。 また、完成見通しにつきましては、吉井から英田の両インターチェンジ間が整備区間となっていないことから、現時点ではお示しできない状況と聞いております。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  17番、野村昌平議員。 ◆17番(野村昌平君)  本当は再質問でもう一点予定しとったんです。これは、たまたま本当、6番議員さんと完全に重複してしまったんで言わなかったんですが、これを若干私の視点から申し上げます。 これは再質としては、市庁舎の正面玄関──北側のですね──の現状は、改修、改善すべきと思うが、市長のお考えはということにしとったんです。長らく東口、今東勝手口と言われていましたけど、勝手口からの出入りがほとんど。来賓はもとより、市民のために改善すべきと思う。このようなことで、もう同じことなんで、答弁はもうよろしいと言うたんですけど。 やはりちょっと視点変えて言いますと、私も視察はもう何十カ所も行かせてもらいました、16年近くなりますからね。そうすると、今まで勝手口から入ったことは一回もないんです、私の覚えとる限り。全部正面から、エントランスを通して入って、出迎えていただいてということです。 全国に津山しかないんかどうか知りませんが、まずないですし、本当に何でいつまでもこのままで、余り皆さん言われないんかなと。6番議員さんが前に言われとったのが記憶にありますが。 これはどういうんですか、いろんな来賓の方とか、弱者とか市民はもちろんですけど、来賓の方とか、それからいろんな各市町村から、県とか国とかいろんな人が来られますね。タクシーで来られるか専用車で来られるかは別として。そのときにやっぱり、今どうされとんですか、勝手口から入ってもらっとるんですか。やっぱり正面玄関から入って、お見送りすると、お迎えしてお見送りするということにせんと、もう市の格が下がりますよ、品格が。 そういうことなんで、ぜひ本当に本気で考えていただきたい。民間だったらあんな無駄なスペースはすぐ何かに利用しますよ。固定資産税払うだけですから。市は払わんでええからほっとんでしょうけど。 それで、それから再々質問させていただきます。 これは市長に最後にお聞きします。先ほども言いました都市計画マスタープランに関してですが、どのような御認識を持たれているんでしょうか。政策目的とか、その果たす役割、これを本当にしっかり考えていただいてないと困るんですけど、その辺をいま一度お聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  都市計画マスタープランに対します私の認識ということでございます。 都市計画マスタープランは、本市の将来像を見据えまして、まちづくりの基本的な考え方、そして土地利用、そして道路などの都市施設の整備方針などを定めたまちづくりの基本的かつ重要な計画というふうに認識をしているところでございます。 さて、その中で策定時期がおくれているということの御指摘もいただいたわけでございます。弁解ではございませんけれども、現在策定中の立地適正化計画、この内容との整合を図らなければならないということもあるわけでございまして、しかしながら、申し上げていたときよりもこの策定時期がおくれているという現実はございます。私がリーダーシップを発揮いたしまして、副市長に進捗管理をしっかりとさせながら、策定に努めてまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河本英敏君)  17番、野村昌平議員。 ◆17番(野村昌平君)  これでもう終わりますが、とりあえず市長、それから副市長さんにも申し上げたいんですが、余り焦られずに、4年間のブランクがあったから、それはスピードアップされるんもいいですけど、やはり急がば回れで、そうでしょう、皆さん。余り、市民もそんなに焦って結果出してもらわんでもええと思っとりますから。 じっくり取り組んでもらって、特に都市計画マスタープランのようなものは後回しにせずに、津山八策より先、同時にせんといけませんよ。だから、そういうことを市民も思っとるし、私も強く思っていますので、それで今後、もう2期、3期やってもらわないかんわけですから、1期だけで終わるんなら急いでもらやあいいですけど。じっくり取り組んでいただきたい。もう十分市民の意見を聞きながら。それはもう強く申し上げときます。 以上で終わります。 ○議長(河本英敏君)  以上で17番、野村昌平議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 14番、近藤吉一郎議員、登壇。 ◆14番(近藤吉一郎君) 〔登壇〕 議長から質問の許可をいただきましたので、通告に従いまして、まちづくりについて質問させていただきます。 まず、12月議会に引き続きまして、学校プール、市営プールのあり方について質問させていただきます。 去る1月16日、津山市ファシリティマネジメント委員会からプールのあり方について答申が出されました。答申内容は、リノベーションを含めた合理的方法やPPP手法を取り入れる、1校1プールの現在のあり方にとらわれずといった、私が12月議会で申し上げた問題意識が共有されたものとなっております。これらの施設を管理運営する側として、当局はこの答申の内容をどのように受けとめておられるのか、お尋ねいたします。 この件に関しては、現在プロジェクトチームを組織して検討を進めているとのことですが、現在どこの部署が所管しているのでしょうか。また、そのメンバーもあわせて教えていただきたいと思います。 今後は、作業部会を立ち上げて具体的な協議を進めていかれるということですが、どのようなスケジュールを考えておられるのかお聞かせください。 また、サウンディングを実施するとのことですが、いつの時点で、どういった事業者にする予定なのか、お尋ねいたします。 次に、小・中学校のプール授業等について、民間プールの利用などのあり方を教育委員会、校長会が協議するとのことですが、具体的にいつを目標に答えを出されるのか、教育委員会にお尋ねいたします。 次に、公共施設管理運営についてお尋ねいたします。 施政方針において、旧苅田家付属町家群の整備では、20年の運営で設定したコンセッション方式を導入し、1月から運営事業者の募集を開始したところですとありましたが、私も民間活力の導入は賛成するところですが、このコンセッション方式とは何か、また導入のメリットについて改めてお尋ねいたします。 また、コンセッション方式と指定管理者制度との違いについて、費用面と内容面、それぞれについてお尋ねいたします。 あわせて、この方式を導入することで、財源的なメリットはどうなのか、また大規模改修が出た場合、どのように事業者と負担をするのかも重ねてお尋ねいたします。 次に、安心・安全なまちづくりについてお尋ねいたします。 昨年の7月豪雨では、住宅関係、市道、農林関係など多くの被害が発生いたしましたが、我々市民の安心・安全を守るため、地元消防団関係者を初め市職員の方々による不眠不休の対応によって、幸いにも人的被害はなかったということで、その御苦労に心から敬意を表すとともに、感謝申し上げます。 私も災害時、地元の避難場所である一宮公民館に駆けつけておりましたが、避難された方々に対して、市職員の臨機応変かつ献身的である対応に心を打たれた次第でございます。 さて、このたびの7月豪雨災害では、市内全域に避難勧告が発令され、市内40カ所に開設された避難所では、多くの避難者の受け入れが行われました。しかし、避難所として指定されている小学校や中学校の中には、グラウンド等に照明設備がないところがあります。乳幼児や妊産婦、また障害のある方や高齢者の方など歩行に不安のある方々にとっては、大雨の降る暗闇の中というのは、非常に歩きにくい環境であり、転倒などによる二次災害が発生する危険性が高いと思います。 また、既に皆さんも御承知だと思いますが、最近では多くの避難所で段ボール製の簡易ベッド等が活用されています。これは、体育館などの床に直接横になって寝るより体の負担が少なく、エコノミークラス症候群やほこりの吸引による呼吸器疾患の防止にも有効なものであります。 災害時には不明者の救出、捜索など、当然優先すべきことがありますが、避難所の環境整備にも同時並行で取り組む必要があるのではないでしょうか。 そこでお尋ねいたしますが、避難所への照明設備や、他とのプライバシーを少しでも確保する意味で、段ボールの仕切りや段ボール製の簡易ベッドなど避難所の環境整備を進めていくお考えはあるのか、お尋ねいたします。 次に、空き家対策についてお尋ねいたします。 津山市内には、今にも崩れ落ちてきそうな空き家や廃墟と化したアパートなど、地域住民の生活に悪影響を及ぼす建物がありますが、こうした特定空き家を管理し切れてない所有者から、近隣住民や町内会が土地や建物を無償で取得して除去する場合、その費用を補助するような制度を設けることは考えられないでしょうか、お尋ねいたします。 また、不審火等によって火災の被害に遭った特定空き家の火災残渣への対応はどのようにされておられますか、重ねてお尋ねいたします。 次に、都市機能の整備から、総社川崎線についてお尋ねいたします。 市長も施政方針の中で最優先で実施すべき事業と言われていましたが、現在の沼林田工区と山北工区の進捗状況を教えてください。 また、当初計画からおくれている理由を具体的にお聞かせいただきたいと思います。 以上で登壇での質問を終わります。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  総務部長。 ◎総務部長(梶岡潤二君)  避難所におけます環境整備についてのお尋ねにお答えをいたします。 避難所における良好な生活環境につきましては、重要な課題であると認識いたしております。本市では、災害時における生活物資等の確保につきまして、民間事業者との協定締結に取り組むとともに、今年度から津山圏域の枠組みの中で、食料や毛布などの計画的な備蓄にも取り組んでおります。 しかしながら、議員御指摘の照明施設等の整備につきましては、整備に要する費用や期間等の課題もあると考えております。こうした課題等に対応する手法の一つといたしまして、避難所で必要となる物資やノウハウを有する民間事業者との連携は非常に有効であると認識しており、今後も避難所の生活環境整備に向けて、必要に応じた支援物資等が供給できるよう、幅広い民間事業者との協定締結について検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  まず、プールのあり方を検討しているプロジェクトチームの組織構成についてお答えをいたします。 事務局は、公共施設のファシリティーマネジメントの担当部署である財産活用課が担当をしております。メンバーは、施設の所管部署であるスポーツ課、教育総務課、学校教育課、学校施設課、また総合企画調整の所管部署であるみらいビジョン戦略室、行財政改革推進室で構成をしております。 次に、サウンディングのスケジュールと答申への対応についてお答えをいたします。 新年度早々に、広く市民、民間事業者の御意見をお伺いするサウンディングを実施し、答申で示された独立採算での運営の可能性を調査いたします。その結果を受けて、精力的にプロジェクト会議を開催し、平成31年度末までに方向性を見きわめてまいりたいと考えております。 続きまして、コンセッション方式についてお答えをいたします。 コンセッション方式は、PFI法の規定に基づき、施設の所有権を公共団体が有したまま、施設の運営権を民間事業者に設定する方式であります。公共団体が所有する公共施設等について、民間事業者による安定的で自由度の高い運営を可能にすることにより、利用者ニーズを反映した質の高いサービスを提供することが期待できるものであります。 次に、コンセッション方式と指定管理者制度の違いについてであります。 コンセッション方式は、PFI法に基づき、民間事業者へ運営権を設定するというものであるのに対し、指定管理者制度は、地方自治法の規定に基づく公の施設の管理委託制度でありまして、公共団体等の管理者が施設の所有権と運営権限を有したままで、事実上の運営責任を指定管理者が負うものであります。 費用面でありますが、運営経費は、対象とする施設、提供するサービスの内容により異なりますので、一概には比較できませんけれども、利用料金に関して申し上げますと、指定管理者制度の事前承認制に対しまして、コンセッション方式は事前届け出制となります。したがいまして、コンセッション方式のほうが、民間事業者が営業活動を行う上で、施設の利用実態や市場原理を反映した自由な料金設定ができるという違いがございます。 次に、財源的なメリットと大規模修繕などの負担割合についてであります。 コンセッション方式では、民間資金を活用する事業方式でありますので、施設の建設、修繕、管理運営などこれまで全て公金投入しておりましたところに、財源的なメリットが見込めるものでございます。大規模修繕の負担割合などのリスク分担は、事業ごとに双方協議の上で決定することとなります。詳細につきましては、事業者選定後、実施契約で締結することとなっております。 ○議長(河本英敏君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(友末憲良君)  崩れそうな空き家や廃アパートを壊す場合の補助についてお答えをいたします。 空家法等によると、年間を通して居住、その他使用実態がない建物を空き家としており、その中で危険であるものや周囲に悪影響を及ぼしている空き家が放置されている場合は、市が特定空き家等に認定し、条例による緊急安全措置や法に沿った助言、指導、勧告等、代執行を見据えた措置を行っております。 このような特定空き家等を近隣住民が取得して除却を行う場合は、津山市特定空家等及び危険空家除却事業補助金の交付対象となります。 また、町内会等が除却を行う場合につきましては、これまでに事例がなく、現時点では補助金の対象となっておりませんが、先進自治体の状況などについて調査をしてみたいと思います。 次に、火災で崩落した建物への対応についてお答えをいたします。 火災で焼損した住宅などの建物の跡地が特定空き家等の認定条件を満たさない場合は、一定の条件をクリアすれば、廃材等の処分に火災残さ処理費補助金を活用することができます。また、火災で焼損した空き家が特定空き家等に認定する条件を満たしていれば、空き家の除却事業補助金の対象となります。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  総社川崎線につきましてお答えいたします。 現在の進捗状況は、沼林田工区、山北工区ともに用地買収率は9割を超えており、事業費ベースでの進捗率でも、今年度末で約80%となる予定でございます。 当初計画からおくれている理由といたしましては、両工区とも用地交渉が難航しているためでございます。 ○議長(河本英敏君)  学校教育部長。 ◎学校教育部長(絹田真一君)  今後の学校プールの運営や維持管理について、具体的にいつを目標に結論を出すのかとのお尋ねです。 このたびの答申を踏まえ、教育委員会としましては、今後の施設管理や学校での水泳授業はどうあるべきかなど、学校現場の代表である校長会との会議を開催し、議論を深めているところであります。現時点において、いつまでにと時期をお示しする段階にはありませんがプールのあり方を検討する全庁的なプロジェクト会議とも連携しながら、今後も具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河本英敏君)  この際、14番、近藤吉一郎議員の再質問を保留し、しばらく会議を休憩いたします。 再開は午後1時といたします。                                   午前11時54分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午後1時00分 再開 ○議長(河本英敏君)  御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 14番、近藤吉一郎議員の再質問を許可いたします。 14番、近藤吉一郎議員。 ◆14番(近藤吉一郎君)  それぞれ御答弁をいただいた中から、再度質問いたします。 それでは、プールについて再質問いたします。 市長は、みずから掲げた津山八策や所信表明に公認プールのことを書かれておりますし、このたび前倒しして策定された中期実施計画の中にも公認プールの記載がありました。今後、中期実施計画の3年間の中で、この公認プールについてはどのように進めていこうと考えておられるのか、お尋ねいたします。 次に、来年度から旧市内の公立全12園を閉園し、東西2園体制で幼稚園運営が始まります。これは、少子化の進展や保護者の働き方の多様化などによって、今後も園児数が大きく減少していくことが見込まれるため、市立幼稚園が適正な規模を維持し、適正に配置するよう再構築されたものと認識しております。 一方で、プールのあり方の答申にも、学校プールのあり方を検討する根拠となった社会的、経済的な理由に鑑み、学校プールのあり方を見直す過程においては、プールの維持管理面にのみとらわれることなく、少子化時代における児童・生徒数の将来予測をもとに、適正な学校運営について、統廃合を念頭に協議を進めることと書かれております。 第2次ベビーブーム世代は既に40代に突入しています。それ以下の世代の人数はどんどん少なくなっているのは、既に皆さん御存じのとおりであり、多少出生率が上昇したぐらいでは、人口減少に歯どめはかかりません。こうした厳しい現状から目を背けることなく、幼稚園の再構築の考え方と同じように、小・中学校の統廃合についても実際に検討を始める時期に来ていると思いますが、教育長はこのことについてどのようにお考えでおられるのか、お尋ねいたします。 また、中期実施計画の主要事業には、小・中学校の施設整備事業が上げられていますが、こうした将来の学校統廃合の可能性を念頭に置いて、中期実施計画の策定の中で考えられたものとなっているんでしょうか、お尋ねいたします。 次に、崩れそうな空き家や廃アパートなど、地域住民の生活に悪影響を及ぼす空き家に対して、近隣住民や町内会が取得し除去する場合の補助についてですが、市内の空き家、廃アパートが至るところにあり、地域住民を脅かすものになっております。住民の中には、自分が建てた物件ではないのに、地域のために自力で撤去しようとされる方もおられます。 そこでお尋ねいたしますが、このような場合でも津山市として何らかの補助ができないのか、再度お尋ねいたします。 また、不審火などで崩壊した空き家の対応ですが、一定の条件をクリアすれば廃材等の処分に火災残さ処理補助金を活用でき、火災で焼損した空き家が特定空き家の認定する条件を満たせば、空き家の除去事業補助金の対象になるとのことですが、一定の条件とは何か、またこのことに対して知られない市民の方もおられますが、啓発などどのように行っておられたか、重ねてお尋ねいたします。 次に、総社川崎線についてです。 この道路は、重要な環状道路の一部ですが、都市計画道路大谷一宮線が開通以降、付近の生活道路は通過交通がふえ、朝夕のラッシュ時には特に危険な状況となっており、近隣住民としても早期の開通を望んでいるとお聞きいたしております。市においてもこうした状況を踏まえ、一刻も早く完成させるため、用地については引き続き御理解がいただけるよう御尽力いただくとともに、工事が可能なところについては積極的に推進すべきと考えます。 本議会でも沼林田工区の道路新設工事の契約議案がありますが、さきの12月議会で議決された山北工区の橋梁上部工事はどうなっていますか、お尋ねいたします。 次に、災害時の避難所の照明施設の整備は、津山市内の各地域からの要望をよく耳にいたします。ぜひとも安心・安全なまちづくりのためにも、避難場所のグラウンド等に照明施設の整備ができるよう、今議会では強く要望いたしておきます。 ○議長(河本英敏君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  小・中学校の統廃合の考え方についてお答えをいたします。 学校の統廃合に当たりましては、学校の適切な規模・配置に関する基本方針や学校施設更新整備方針に沿って、子供たちにとってよりよい教育環境の整備と学校教育の充実のためにどうあるべきかという観点から、検討を行うこととなります。 そして、学校統合につきましては、学校規模や学級編制が基本方針で定めた望ましい範囲の規模を大きく外れ、教育環境や教育活動にとって著しい不利益が生じる場合に検討すべきものと考えております。 また、学校は地域の核となる施設であり、社会体育や防災などさまざまな機能をあわせ持っており、統合により存続しなくなる地域にとっての影響にも配慮することが必要であると考えております。 現在の児童・生徒数の推計によりますと、具体的に統廃合を議論しなければならない状況にはございません。したがいまして、現時点での小・中学校施設整備事業は、統廃合を念頭に入れた内容にはなっておりませんが、今後の状況に応じて見直しを図ってまいる所存でございます。 以上でございます。 ○議長(河本英敏君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(友末憲良君)  空き家を地域のために撤去する場合の補助金についてお答えをいたします。 先ほどの質問で、特定空き家等を取得した方が除却を行う場合は、除却補助金の交付対象になるとお答えをいたしましたけれども、取得しない場合でも、空き家の所有者の承諾を得た個人であれば、補助金の交付対象になります。 次に、火災残さ処理費補助金と空き家の除却補助金を活用するための一定条件についてお答えをいたします。 火災残さ処理費補助金につきましては、店舗や工場ではなく住宅等の建物であること、登記簿上の所有者であること、被災後2カ月以内に処分を完了することなどの条件がございます。 除却補助金については、まず特定空き家等または危険空き家に認定されていることが条件となります。特定空き家等の認定は、津山市空家等対策協議会のメンバーなどの専門家が立入調査を実施し、建築物の状況のほか、景観や衛生面などの評価を行います。その結果、基準点数を超える周囲への悪影響が認められた場合は、特定空き家等または危険空き家に認定されます。 最後に、火災残さ処理費補助金や特定空き家等に対する除却補助金の市民への周知についてお答えをいたします。 火災残さ処理費補助金については、ホームページや暮らしの便利帳などでのお知らせのほか、消防のほうからも当事者にお伝えをしていただいております。一連の不審火により焼損した住宅等につきましても、平成29年度に3件の補助金を交付しております。 除却補助金については、特定空き家等に認定された通知での案内のほか、広報紙やホームページ、チラシなどでお知らせをしております。しかし、市民の皆さんへの周知が十分でないとの御指摘もいただいておりますので、火災残渣の処分や空き家の除却が進むように、今後も周知に努めてまいりたいと思います。 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  総社川崎線の橋梁工事についてお答えいたします。 総社川崎線山北工区につきましては、これまで地元町内会の皆様の御理解と御協力に支えられ、順次整備を進めております。お尋ねの橋梁上部工事につきましては、現在着工に向けて、関係町内会と諸調整を行っているところでございます。 ○議長(河本英敏君)  生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(小坂田裕造君)  中期実施計画にある公認プールについてお答えいたします。 今後、公認市営プールの整備につきましては、中期実施計画の中で、市民や関係団体の御意見を伺いながら研究を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河本英敏君)  14番、近藤吉一郎議員。 ◆14番(近藤吉一郎君)  グラスハウスについては、12月議会でも、PPPの導入により事業コストの削減を図り、より質の高い公共サービスの提供を目指すといった考え方はできないか、つまり民間活力の導入によって、何とか存続の道を探ることはできないかという趣旨の質問をさせていただきましたが、財政部長からは、サマーレビューの結果を受け、平成32年度末までには一定の方針を取りまとめられるよう、公共施設マネジメント基本方針に沿いながら検討に取りかかってまいりますと、とりあえず指定管理期間が終了するまで結論を先延ばしするような答弁をいただきました。 いずれにしても、それほど悠長に構えていられる時間はもうなくなってきております。現在行っている検討の状況をお尋ねいたします。 ○議長(河本英敏君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  グラスハウスの検討状況についてお答えいたします。 平成30年度中に、グラスハウスを含め市営プールのあり方についてプロジェクト会議を4回開催し、現状把握、課題の整理等を実施しております。今後はサウンディングを実施し、独立採算による運営の可能性を調査の上、平成31年度末までには方向性を見きわめてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(河本英敏君)  14番、近藤吉一郎議員。 ◆14番(近藤吉一郎君)  今議会の答弁で、サマーレビューにより一般財源に効果があった内容が示されました。その中に、農業共済事務組合負担金5,038万8,000円、幼稚園再構築施設整備事業2,488万6,000円等々があります。サマーレビューをしたことで一般財源が2億8,000万円近く削減できたと言われていますが、答弁で示された数字を足しても約8,000万円にしかなりません。残りの2億円は何か、総合企画部長に事業名と削減額をもう少し詳細に説明していただくようお願いいたします。 また、1番議員の答弁にもあった、サマーレビューの結果、美作材輸出促進事業を中止することになっていますが、この効果はどうであったか、またこの事業は今後も関係者の尽力で行われるのか、あわせて、韓国を初め中国などへの美作材の輸出には今後取り組む考えはないのか、お尋ねいたします。 また、幼稚園再構築整備事業の効果額が、サマーレビューの成果として取り上げられていますが、これは前の市政のときから、幼稚園の再構築をしたときの効果額として言われたものではありませんか。このことについても総合企画部長にお尋ねいたします。 また、津山八策に掲げられていた内容と中期実施計画との関係についてお尋ねいたします。 例えば幼・保、小・中学校給食費の段階的無償化や、第2子以降の出産に対しての祝い金の創設など、選挙公約である津山八策に上げておられますが、現在、任期残り3年間でやれることなのでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(河本英敏君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 近藤議員の再質問にお答えをさせていただきます。 津山八策で示しております幼・保、小・中学校における給食費の段階的無償化などの施策に関する御質問でございますが、給食費の段階的無償化や第2子以降の出産に対する祝い金の創設などは、取り組みたい施策ではありますが、優先順位を見きわめ、財政計画との整合を図りながら、将来を展望する中で検討していくことになると考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  サマーレビューにより事業改善された内容の内訳についてのお尋ねでございます。 平成31年度当初予算に反映を行った111事業、一般財源ベースで2億7,765万円の内訳につきましては、見直し方針において廃止・休止を検討するとしたものが、農業共済事務組合負担金5,038万8,000円、美作材輸出促進事業300万円を含む14件で7,221万8,000円、民間等で実施を検討するとしたものが、地図情報整備活用事業の1件で8万1,000円、抜本的見直しを検討するとしたものが、確かな学力向上対策事業448万3,000円を含む19件で2,183万5,000円、規模縮小を検討するとしたものが、黒木キャンプ場及び黒木ダム親水公園再整備事業1,075万円を含む7件、1,279万7,000円、事務改善を検討するとしたものが、幼稚園再構築施設整備事業2,488万6,000円、電算処理関係費785万7,000円を含む70件で1億7,072万5,000円となっております。 次に、サマーレビューにおける幼稚園再構築整備事業の効果額についてのお尋ねでございます。 昨年12月定例会でも同様の質問にお答えをしているところでございますが、サマーレビューは平成29年度の全ての事務事業を対象に実施をしており、幼稚園再構築整備事業に限らず、見直しの取り組みを行っている事業や、既に方針が出ている事業を含んでおります。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  農林部長。 ◎農林部長(森山誠二君)  美作材輸出促進事業についてお答えをいたします。 平成28年度から30年度までの美作材輸出振興協議会に対する助成事業により、平成28年度に韓国国内に常設の展示場を設けて運営を継続しております。この展示場の設置によって、実際に美作材に触れていただける環境が整い、円滑な商談が促進されたことで、輸出量の順調な伸びにつながり、これまでに延べ1,000立方メートル近くまで増加をしております。 こうした取り組みによって海外輸出への足がかりができたことから、今後も美作材輸出振興協議会を中心とした韓国や中国などへの海外輸出が継続する見通しでありますので、引き続き内装材を初め柱などの構造材を含めた美作材のさらなる需要拡大が図られるものと考えております。 ○議長(河本英敏君)  14番、近藤吉一郎議員。 ◆14番(近藤吉一郎君)  それぞれ答弁をいただきました。当局は、グラスハウスについて経済資源としてメリットを最大限生かすため、市民や民間業者の意見を聞き、独立採算による運営実現の可能性を検討すると答弁されましたが、平成32年度末には指定管理期間が終了することは明らかであり、喫緊に迫った課題であることを十分認識していただき、今後の方針について早い時期の決断を強く求めます。 また、学校プール並びにグラスハウスを含む市営3プールと中期実施計画で上げられておられる公認プールとの整合性を十分検討され、事業実施に努めていただきますよう、このことについても強く要望いたしておきます。 最後に、質問のまとめとして、今回の議会論議を聞く中で、中期実施計画に上げられている事業についても、その事業費がまだまだ十分に精査されてないことがよくわかりました。その点も踏まえ、平成31年度の事業費は財政計画に反映されているとのことですが、平成32年度、33年度は事業費が全て盛り込まれてないことから、先般示された財政の将来推移においても好転したと見られる基金残高も、これまで以上に下がる可能性もあると考えさせられました。 また、サマーレビューについて2億8,000万円の成果も、これまで考えられていたもの、農業共済の解散に伴い返される基金など、昨年の夏のサマーレビューの本当の実績といえるのかという思いもいたしております。 そこで、ここには通告はないんですが、私から質問を1点だけさせていただきます。 事業削減や事業の廃止については、ぜひ一覧表にして常任委員会へ説明をしていただきたいと思うところでございますが、企画部長、このことについてどのようにお考えであるか、私の質問としたいと思います。 以上で質問を終わります。 ○議長(河本英敏君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  この件につきましては、現在、月曜日に開催をされます総務文教委員会のほうで内容について御説明をする予定にしておりまして、その報告を受けまして、各議員様に配付をさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(河本英敏君)  以上で14番、近藤吉一郎議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 25番、森西順次議員、登壇。 ◆25番(森西順次君) 〔登壇〕 平成31年3月定例会一般質問最終日、最後の質問とさせていただきたいというふうに思います。 まず、市長には施政方針についてお伺いをいたします。 財政再建の断行と経済活性化でありますが、中期実施計画の主要事業、まち・ひと・しごと総合戦略に基づくものや圏域の連携事業は、拠点都市津山の再興のため、ぜひとも計上すべきと編成をしたとございます。そこで、岡山市と連携中枢都市の形成に取り組み、国の財政措置などにより地域との連携をとっていくとのことでありますが、どのような動きをしているのか、お示しをいただきたいというふうに思います。 また、津山圏域定住自立圏1市5町による定住自立圏の形成に取り組んでいると思いますが、市長のリーダーシップを生かした動きをお示しをしていただきたいというふうに思います。 3つ目でございますが、次に、地域産業が発展する津山について、森林環境譲与税の導入に先駆け、県が中心となって森林資源の解析調査が開始され、本市でも森林の活用に資する取り組みが検討されているところでありますが、現時点でどのような取り組み方針なのかをお示しをしていただきたいというふうに思います。 次に、最後になりますが、雇用が安定し、定住できる津山について、核となる団地、津山産業・流通センターの現在の誘致状況は、企業数が54社、分譲面積は44.9ヘクタール、立地面積が35.1ヘクタール、立地率が78.1%で、約1,500人以上の方々働いていると仄聞をいたしているところでございます。流通センター内で仕事だけではなく、スポーツなどの分野においても社員交流が進むことで、より活性化するのではないかと私は考えているところでございます。 そこで、谷口市長に、労働者の交流の場の確保や流通センターのさらなる発展のため、多目的ホールなどの複合施設の併設をぜひとも考えてみていただきたいというふうに思っているところでございます。以前、院庄の団地につきましては西部小体育館、東については東部小体育館という、働く場所の若者が集える場所の設置がされております。流通センターにもそのような多目的ホールができてほしいなというふうな私の思いでございますので、市長にお考えがございましたらお示しをしていただきたいというふうに思っております。 以上で登壇での質問を終わりとさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 森西議員の御質問にお答えをさせていただきます。 岡山市との連携中枢都市圏の取り組みについてであります。 本市の拠点性を高め、町の活性化を図っていくためには、人、物、情報の地域間交流の促進が必要であり、そのためには広域的な視点を持ったまちづくりを進めることも手法の一つと受けとめております。 本市では、平成28年10月に連携中枢都市圏の形成に向けた協約を締結し、現在9施策10事業で取り組みを行っております。 具体的には、地域産品の販路開拓・拡大、広域道路交通網への整備促進や公共交通ネットワークの利便性向上、圏域内への定住・移住の促進などが上げられます。また、来年度からは、市民活動の広域展開と市民協働の推進並びに公共施設の最適化の2施策へ新たに参画し、9事業での連携を開始したいと考えており、今議会に協約の変更を提案をしております。 連携中枢都市圏では、新たな事業が提案されるなど取り組みに広がりが出てきており、さらなる住民サービスの向上を図るためにも、この枠組みを通じ、構成する13市町での連携を密にしていきたいと考えております。 次に、津山圏域定住自立圏における現在の動きについてのお尋ねでございます。 津山圏域定住自立圏におきましては、平成29年3月に策定した共生ビジョンに沿って、圏域5町とともに現在38の連携事業に取り組んでおります。 具体的な状況を申し上げますと、まず地域公共交通分野では、昨年11月からごんごバス西循環線を鏡野町まで延伸する実証実験を実施しており、開始から4カ月ではありますが、西循環線の利用者数が前年を大きく上回る状況です。 福祉分野では、病児保育事業が上げられます。本事業は、本市が実施をしているものですが、利用対象を圏域住民に拡大しており、利用人数も増加傾向にあります。 このほかにも、医療分野における検診事業や産業振興・雇用分野における鉄道遺産を活用した観光振興事業などで連携して事業を進めております。 また、共生ビジョンとは別の事業となりますが、圏域5町との枠組みでは、ふるさと作州のつどいについても取り組んでおり、開催予定の11月4日に向けて現在準備を進めております。 私は、生活圏を同じくし、あらゆる面で密接に関連する圏域5町との連携は、本市にとって非常に重要と感じております。また、中心市には都市機能の集約的な整備や必要な生活機能の確保が求められていると受けとめております。圏域住民の暮らしを支え、魅力を向上させていくためにも、連携事業の企画立案や協力体制の構築に主体的に取り組みながら、中心市として総合的なマネジメントの役割を担ってまいりたいと考えております。 次に、森林環境譲与税を活用した本市の取り組みについてでございます。 国内の森林は、戦後の国土の緑化復興と将来の木材利用のために植栽された杉やヒノキなどの人工林が成熟し、森林資源は豊富となり、収穫して使う時代になっています。 一方、森林の所有形態は小規模分散型で、長期的な林業の低迷や森林所有者の世代交代等により、森林への関心が薄れ、伐採後の再造林など森林の管理が適切に行われないという事態が発生をしております。森林の適切な経営管理が行われないと、災害防止や地球温暖化防止など森林の持つ公益的機能の維持増進にも支障が生じることになります。 そこで、本市においても、津山市森づくり基本計画に掲げる、切って、使って、植えて、育てるという林業のサイクルを循環させるための森林施策を鋭意、推進していきたいと考えており、近年深刻な問題となっております花粉対策や獣害対策にも配慮してまいりたいと思っております。 最後に、産業・流通センターの発展のために、複合施設を併設したらどうかとの御提案でございます。 津山産業・流通センターで働かれている方が利用する多目的ホール、研修施設等の複合施設の建設は、雇用の安定化、定住施策、社員交流などの観点から有効だと考えております。開発上の制限、ファシリティーマネジメントや財政計画との整合など、建設に向けては多くの課題がありますが、立地企業や社員等の皆様に御意見を伺いながら、津山産業・流通センターの発展、充実に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  25番、森西順次議員。 ◆25番(森西順次君)  市長、4項目にわたりまして御丁寧な御答弁をいただきましてありがとうございます。 それでは、再質ということではないんですが、再質はもういたしません。先ほど4つ質問した中で、津山圏域の定住自立圏の形成というふうなことで質問をいたしました。2番目だったと思うんですが、やはり1市5町でスクラムを組みながらやっていくわけですから、これには絶対にリーダーシップをとっていただきながら、1市5町をまとめ上げていきながら、先ほど答弁の中にもございましたが、いろんな事業に挑戦をしていっていただきたいということを申し上げておきます。 そして、3点目だったと思うんですが、森林環境譲与税のことにつきましてちょっと触れてみたいと思うんですが、国土の緑化推進機構というところが、市長も行かれたことがあるやにお伺いをいたしましたが、これちょっと調べてみましたら、第18回の全国の植樹祭が行われたのが、これは岡山県は拡大造林と環境緑化ということで、昭和42年4月9日に岡山県で全国植樹祭が行われております。そして、ことしの31年では愛知県が開催予定というふうになっております。そして、平成32年が鳥取県というふうになっておりますが、この平成32年というのは、元号が変わるわけですから、何々の元年というふうになろうかと思うんですが、そういうふうなことで、国土緑化推進機構のほうでは、全国の植樹祭の第71回が鳥取県であるというふうなこともお聞きをいたしたところでございます。 さて、最後の流通センターでございますが、急に突拍子もないような話かもわかりませんが、1,500人以上の方があそこで汗をかきながら新しい産業を興し、そして開発に向けて一生懸命頑張っておられる姿を見たりしたときに、本当に今はやりの卓球とかテニスとか、そういう汗をかく場所や交流センターがあれば一番ありがたいのになというふうなことをいつも、私は近くですから、そのように感じているところでございます。大変いろんな制約がございまして、開発的な制限があるというふうなこともお聞きをいたしましたが、制限は何とか努力をしながら、私からの提案としてそういうふうな話があったというふうなことだけは、とめておいていただきたいというふうに思っております。 さて、質問に対しての私の感想は以上でございます。 次に、市長は行財政改革、単なる経費削減を目的とする減量型のものだけではなく、既存概念にとらわれず、民間活力を積極的に導入をすることや、時代の要請に速やかに応えながら、組織体制の構築などを通じて、職員一丸となって直ちに取り組んでいきたいと考えておられます。そして、結んでおられます。ぜひ、拠点都市津山にふさわしいまちづくり、そして市民福祉の向上のため、市長にはぜひとも頑張っていただきますよう御期待を申し上げておきます。 さて、私は多くの市民の皆様のお支えをいただき、7期28年間、市政進展のため全力で歩んでまいりました。議員の皆様、市長を初め職員の方々、そして報道関係の皆様につきましては大変お世話になりました。心より感謝を申し上げ、皆様本当にありがとうございました。 これで私の最後の質問とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  先ほどは県北の拠点都市津山にふさわしいまちづくりをということで、定住自立圏を例にいただきながら、しっかりとリーダーシップを発揮するようにと、また並びに、市民福祉の向上ということを、流通センターにおけます交流の場の確保、そういった面をまた例にいただきながら御提言をいただいたところでございます。 私といたしましても、さらなる高みを目指したまちづくりに取り組むことはもとより、本市を取り巻く社会環境の変化に的確に対応しつつ、新しい時代に挑戦するという強い信念を持ちながら、しっかり市政に取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。 さて、森西議員におかれましては、平成3年に津山市議会議員に当選をなされまして、現在7期目をお務めになられておられます。その間、副議長、そして監査委員といった要職を歴任されまして、特に平成17年には、市町村合併時に第42代津山市議会議長として大役を果たされたわけでございます。実は議長時代、私は副議長を務めさせていただいておりまして、御指導、御鞭撻を賜りましたことは、きのうのことのように思い出されるわけでございます。 今期をもって勇退をされるということでございますが、津山市政の発展に多大なる御貢献を賜りましたことに心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。 御勇退後も健康に御留意なされまして、なお一層御活躍をされますことをお祈り申し上げまして、私からの答弁とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(河本英敏君)  以上で25番、森西順次議員の質問を終わります。 以上で通告による質疑、質問は終わりました。 これをもって質疑、質問を終結といたします。 ただいま議題となっております諸議案の審査につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。 △日程第2  請願第3号~請願第6号
    ○議長(河本英敏君)  次に、日程第2に入り、請願第3号から請願第6号を上程議題といたします。 この請願書は、去る3月4日の会議の際に配付をいたしておりますとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 ただいま議題となっております請願4件の審査は、所管の常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(河本英敏君)  異議なしと認めます。 よってさように決定をいたします。 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。 なお、審査付託表には議案及び請願をあわせて記載しておりますので、御了承を願います。 これをもちまして本日の日程を終了いたします。 運営予定に従い、3月11日から13日までは委員会審査とし、お手元に配付いたしております各委員長の招集通知によって審査をお願いいたします。 3月9日、10日及び14日から18日までは休会とし、次の会議は来る3月19日午前11時40分から議会運営委員会、午後1時から全員協議会、午後2時から本会議を開きます。 本日御出席の皆様には別途通知をいたしませんので、御了承願います。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでした。                                   午後1時41分 散会...